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捺印前洗浄

 

捺印前洗浄


 

インクの性能(転写、接着強度、外観)は、被捺印物の表面の状態によって決まります。捺印面の汚染はインクの“ぬれ”を妨げたり、インクと捺印面との間で層になり、インクの接着力を弱めたり、いろいろな問題を引き起こします。ですから、この汚染は捺印前に完全に取り除かれていなければなりません。
捺印前洗浄とは、捺印面の汚染を除去し、インクを直接捺印面に付着させることによって、マークの強度を高め各種テストにパスさせるための工程です。
捺印面の一般的な汚染は、離型剤、潤滑剤、水分、油、指紋、ほこり、バリカス等の物質で、被捺印物の製造工程および保管中に表面に付着します。また、製品によっては材料の中にインクの性能を阻害する物質が含まれていることがあり、これらの除去、改善が必要となります。また、モールディング条件やその後の工程もインクの性能に多大な影響力を及ぼします。
離型剤の付着によるマーク不良はランダムに発生します、使用する樹脂のロット変更時又は、同一ロット内でのバラツキがある場合は離型剤による影響が考えられます。
効果的な捺印を行うためには、日捺印物の表面の微粒子を取り除くことが大切ですので、捺印直前に、以下のような洗浄をすることをお勧めします。
  a)フレームトリートメント:水素炎で表面を瞬間的に処理する。
  b)マーケム320クリーナー、210クリーナー、で拭く。
その他のバリ取りの工程も離型剤の除去に、効果的です。